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2019.05.06
捨て方が分からないゴミの捨て方~スプレー缶編~
前回、捨て方が分からないゴミの捨て方で「油」の捨て方をご紹介いたしました。
今回もご家庭でよく出るゴミの適正な捨て方をご紹介いたします。。
〇スプレー缶
スプレー缶はご家庭の中で必ず一本はあろう物ではないでしょうか。
私の家庭でもトイレの消臭スプレー、カセットコンロ用ガスボンベ、ヘアスプレーなど片手では収まりきらない本数を所持しております。
もちろんプロですので適切な処置の後、廃棄しておりますが、皆さんはスプレー缶をどのように処分されていますでしょうか。
つい最近も、ある事業所で多くの在庫をかかえたスプレー缶を処分しようと、従業員が換気を十分にせず、スプレー缶を噴射し、大爆発が起こった事件がありました。
また、毎年と言っていいほど、全国どこかのごみ収集業者のゴミ収集車(パッカー車)が路上で炎上するという事件がございます。
その原因も、スプレー缶が一番多いのです。
中身が入ったままのスプレー缶をそのまま、ゴミ集積場へ捨て、そのままごみ収集業者がパッカー車へ入れ、缶内のガスが暴発してしまうのです。
では、どのような捨て方が適切なのでしょうか。
「二度の確認」
これがスプレー缶の捨て方の非常に大事なポイントです。
①一つ目の確認は周囲の確認です。
室内でのガス抜きは絶対にやめましょう。
周囲に火の気や人がいないことを必ず確認します。
②ガスを抜きます。
ガス抜きグッズは100円均一ショップでも販売されております。
③二つ目の確認は、全てのガスが抜けきったかどうかの確認です。
前述の通りですが、中身が残ったまま廃棄すると、予期せぬ大事故につながりかねません。
必ず、全てのガスを抜き切りましょう。
全てのガスを抜き切ったスプレー缶は、各自治体の指定の回収日に集積場へお持ちください。
玉名郡市では「缶類」の日に処分をお願いします。
スプレー缶の捨て方、いかがだったでしょうか。
もし、大量のスプレー缶など、ご自身で処分が難しいと思われた方は、お気軽にご連絡くださいませ。
玉名のごみ収集・片付け・不用品処分はワナクリーン